山口酒造場の創業は江戸天保3年(1832年)。

いまから、約180年もの昔のこと。創業者は、五代目当主 山口利七氏。利七氏は、山口酒造場の庭(現存)にかつてあった湧き水に、一羽のうぐいすが喉を潤す姿に目をとめ、北野天神の名に恥じない酒を造ることを決意したといわれています。以来「庭のうぐいす」は創業の精神として現在の十一代目当主 山口哲生氏まで代々受け継がれ、いまでは時を越え、国を越えて多くの人々に愛されています。ついつい一杯。さしつ、さされつ、もう一杯。いつの時代も酒を酌み交わす人々の笑顔がたまらなく好きだから、私たちは持てる力のすべてを酒づくりに注ぎ込めるのです。誰もがおかわりしたくなる酒。その究極を山口酒造場は目指しています。

nipponのこころ

私たちは nipponを 考えます。
私たちは nipponを 実践します。
私たちは nipponを 高め・伝えます。
私たちは nippon そのものになります。

山口酒造場にはこんな言葉が掲げられています。また、連綿と続く伝統の技を継承しながら、最新の発酵理論や醸造技術などを積極的に取り入れ“現代にマッチした日本酒づくり”をテーマとしています。


災害にも負けず、いまのこの場所で

山口酒造場は平成3年に大型台風17号と19号、二度の台風により屋根は吹き飛ばされ、ほぼすべて蔵を建替える必要があったほどに壊滅的な打撃を受け、惨憺たる状況になってしまいました。災害当初は酒蔵の移転を検討し、山間部に土地を確保しましたが、江戸時代からの慣れ親しんだ「水」と「空気」には代えられないと移転を断念し、現在の場所で酒づくりを続けています。

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